松っちゃん、本当に撮りたいものを撮ってるんだろうか。
観る人のことを気にしすぎて、
自分の本当にやりたいところまで、やりきれてないんじゃないだろか。
…とんだ思い違いだとは思う。けど、なんとなく、観た後そう感じてしまった。
もちろん、おもしろかったし、よく練ったなぁ、とも思った。
でも、わかりやすすぎるよー、と感じるところがけっこうあって、
こんなところまで下りてきていいの?と思ったのはたしか。
もはや世界に照準を合わせているから、仕方ないことなんだろうか。
いろいろ試してもいるんだろうけど。
とくに前半、長いわー、くどいわーと感じるところが多々あったけど、
修行編クライマックスでのスッポンのくだりは、おもしろかったな笑!絶妙。
深く考えることがめんどくさいけど、人生だとか神だとかがテーマだったように思う。
昔からずっと考えられているし、よくとりあげられていることだけど、
そのみせ方が、ユニークだった。と思う。松っちゃんならではの味。
まぁ、テーマはなんであれ、結局はコントなんだと思う。
長尺で、スクリーンで観る、コント。
今更だけど、松っちゃんにとって、映画は新しい媒体なんだろう。
もう完全に世界に目を向けてるね。
どんどん「映画」を利用して、自分のやりたいことを発信し続けてほしい。
2,3本撮ったくらいじゃわからない。
いつか、凄いことをしてくれそうな気がする。
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