なんて魅力的なおっさんなんだ!
ギターの音、キラキラ。
繊細かつ芯があって、でも、透き通っているかのようー。
アコギをアンプにつっこむと、ああいう音になんだっけか?
いや、でも、それはたぶん聴いたことあると思うけど、
でも、あの音は聴いたことないぞ?
弦からして違うのかな。…シロウトすぎるか笑。
いや、もうでもそんなことどうでもいい。
あのおっさん、技だけじゃなくて、プレイがアツい!
煽る煽る。まんまと煽られた笑。
スライドの魔術師っていうからには、
基本、穏やかに演る感じなのかと思ってたら、
とんでもねー。
照明赤、もしくはホワイトアウト(笑)のときの、激しさ、ね。
あれでアガらないほうがどうかしとる。
スピーカー正面で音直撃だったけど、
思いのほか、いい音に恵まれてた気がする。
何より、少し段差があったもんで、みやすい。
超絶的な指の動きに釘付け。
エフェクター駆使した曲もあったように思う。
欲をいえば、足の動きもみたかったなぁ。
ギター寝かせて弾くときの、テルミンな右手、
音を操っている風で、おもろかったなぁ。魔術師。
「ワタシノ、オンガクハ、ユガンダ、フォーク、デス!」
…うん、このおっさん、お茶目ですよ。
くしゃみには、もれなく、笑顔で、bless you!
MC、全くわからんとはいえ、
おもろいことを言ってそうな雰囲気、ぷんぷんした。
例によって、タワレコで一聴惚れして、
曲も歌詞も予習せず、行ってしまった洋モノライブ。
どの曲も、根本は民謡で、それにいろんなもんを混ぜている感じだった。
だからなのか、懐かしいような、
草原とか海とか、大自然が思い浮かんでくるような音像の曲が多かった。
穏やかなのも、爆音なのも、関係なく、
どれもが心地いい。爽快。
本編ラストの1つ前の曲だったかな。
なんだか感動して涙でそうになったのがあった。
壮大だったのかな。あの感覚、まだ残ってるくらいだ。
民謡って万国共通なのかな。
心の琴線に触れる旋律、というか。
津軽民謡、三味線に通じるものも感じたかも。
そういや、バンジョーチックな曲もあったね。
ギターはもちろん圧倒的だったけど、
歌も、えらいよかった。
スライドの旋律のような歌い回しだった。
あの人にとっちゃ、
声もギターも変わらないのかもしれないね。
忘れちゃいけないのが、
ドラムの髭もじゃジェントルマン!
圧巻のプレイでした。コーラスも、とても素敵。
ベースのメガネなあんちゃんとの、
あの3ピースのグルーヴ、
目にみえるんじゃないか、くらいの濃さの瞬間が、多々あった。
それも一通りでなく、七変化だしね。
贅沢な時間でした、まったく。
また来て演ってくれないかな。
それも、あのくらいのハコで。
クアトロ、噂の柱、たしかにとんでもないとこにあるね。
でも、雰囲気、好きかもです。
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