また新しいところを掘ってしまったみたいだ。
沼澤さんのドラム、どうも生で観たくなって、
思い切って訪れてみた、高円寺JIROKICHI。
大人の世界だろうから、場違いなことは覚悟していったよ。
予想通り、店内には落ち着いた大人の方々ばかり。
隣の卓では、楽しげにブルース談義が繰り広げられていたし。
でも、ちらほら慣れてない雰囲気の方もみられて、少しだけ安心。
まぁ、ライブ始まってしまえば、いつも通り、
よけいな思いは、どっかいってしまった。
もう、気持ちいいほど、楽しかったんだ!
ド素人だから、なんにもわからんってことは承知の上でとびこんだ。
何の曲を演っているのかも、さっぱり。
だけど、ホトケさんが少し説明してくれたりするので、ありがたかった。
けど、聴いてる時は、ただ、音楽に酔ってたなぁ。
自然に身体が動くし。座ってたのに。
シンプルなのに、だから、一層うねりが際立つのかも。
沼澤さんは、やはりタダもんじゃなかった笑。
あんなに近くでみれるなんて贅沢すぎるわー。
タメた感じのリズムが絶妙で、
一音一音、ちょうどツボなタイミングで入ってくれるから、
ほんとに気持ちいい。音も、大好きだ。
完全に無音になるとき(ブレイク?)のスティック?の軌道とか、
魅入ってしまうわ、ありゃ。
合間の休憩時にも、ドラムセットを変えたりしてたらしい。
プレイもそうだけど、けっして出過ぎることなく、
自然に、さりげなく、凄いことをやっている雰囲気がかっこいい。
謙虚な、共演者がやりやすいような、あったかさを感じるよ。
…あぁ、今回またしても、きちんと凄さのわかる玄人が、羨ましいっす!
中條さんが、ドラムの方ばかりみていたのがおもしろかった。
ギターソロとか、早い曲、盛り上がる場面での、
ベースライン、かっこよかったー。動く動く。
「たぶん」が口癖の中條さん、好きだなぁ、と思ったけど、
サイトにて来歴や文章を拝見したら、ますますいい、おもろい笑。
やはりベーシストは要チェックな人種だ。
KOTEZさんのハープにもアガらされたな。煽る煽る。
フレーズも気持ちいいし、加わったとたん一気に華やぐ。
ブルースハープが、あんなにアクロバティックだとは思わなかった。
そういや、歌声もハープの延長のようだった。
(個人的にはホトケさんの声のほうが好きだけども。)
心なしか、三村さんに似ているKOTEZさん。
休憩中、ふつうにふらふらしていたので、階段にて遭遇。
ステージ上の人とがっつりすれ違うのは初めてなので、ニヤけてしまった笑。
思わず口から出た言葉は「お疲れ様です」。
演者さんに対して、何言ってんだか笑。
しばらく、お仲間と内輪話をされてました。
…とにかく、KOTEZさんのブルースハープ演奏を目の当たりにできてよかった。
今後の活動にもぜひ注目したいっす。
で、ホトケさん。ダンディー。しかも、おもろい。
大人の方は、経験に裏打ちされた余裕があるからか、
どこかお茶目でおもろいから、かっこいいよね。
あんなに、MCで笑わせてもらうとは思わなかったよ。
タカさんがツッコミ役なんだね笑。
もしかしたら、
ブルース知らないようなやつを前にして演りたくもねぇ、
って人かもしれないけど、
それでも、楽しませてもらった。
ネイティブ英語というより、日本語寄りだったけど、
そこは日本人のブルースって感じでいいんじゃないだろか。
ブルースって、歌にも、タメというか独特のノリがあって、
聴いててほんと気持ちいい。身体動かさずにはいられなくなる。
最後らへんの曲で、ラップみたいにまくしたてるのはアガったなぁ。
あと、Mojoブギ、盛り上がったね笑。
何曲か聴いてて思ったけど、ほんとにいろんなリズムがあるんだね。
リズムの選び方で全然表情変わるだろし。
ドラム、おもしろかったなぁ。
沼澤さんのソロも、観れてよかった!
あれだけ早くて数も多いのに、乱れてないよね。かつ、うねってるし。
さらに、なんとも楽しそうに叩く。かっこよすぎだ!
とても贅沢な時間だったよ。
たしかに、場違いだったかもしれない。
けど、他人の目なんかどうでもいいじゃないか!(いいのか?)
いいもん観れた!楽しかった!
それでいいとしようじゃないか!
…洗練された音楽通の方々は、
あのまま打ち上げ?にも参加したりするんだろうなぁ。
話もできたりするんだろうなぁ。
ちょっと羨ましいなぁ。
ブルーノートでのかまやつさんとのライブもかなり観たいけど、
さすがに敷居が高いぞ、うぅむ。
オシャレさんだったらよかったな。
JIROKICHIさんでのライブへは、来年(あれば)また行くぞ。
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