凄い熱量だったね。
演者はもちろんだけど、観客も。
アンコールは、もう、身動きできなかった。
釘付け。
とんでもない人達がいたもんだ。
平日のレイトショーだってのに、
盛況っぷりにびっくり。
アベフトシさんが、えらいかっこよかった。
ヒリヒリするほど、鋭い。
ずっと聴いていたくなる、クセになる。
ギターソロ、待ち遠しくて仕方なかったよ。
イッちゃってるような目だし、
余計な動きはない。
のに、ずっとみていたくなるほど惹かれてた。
弾いている、その佇まいが大好きだ。
このバンド、アベさんがいるといないとでは、
たぶん全然違うもんになってたよね。
影響力でかいわ。
言葉や動きより、
その音で、プレイで、魅せてくれていたアベさんが、
最後の最後に発した一言は、
だからこそ、心に沁みた。
本当に、この1年、唯一無二な人達が、
次々にいなくなってしまったんだね。
初めて、ミッシェルの曲をたくさん聴いた。
爆音で、がなるような歌で、全力疾走感にあふれとるけど、
根っこは、昔ながらのロックンロールやブルースなんだね。
当たり前?
真っ正直な、男臭い、圧倒的なバンドだった。
スーツ着た、侍にみえた。
惚れてまうやろー。
そういや、スーツ、かっこいいんだけど、汗、尋常じゃなかったっす。
たしかにそれが、えらい色気醸しだしてたけど、
演りづらいのはたしかだろな。
アンコールで2人、Tシャツになってくれて、
こっちがホッとしたもんな。
まぁ、美学ってやつか。
見逃してきたもんがたくさんあるんだろうなぁ。
キリないけどさ。
めぐりあわせだもんね。
でも、せめて今、
映画館で観ることができて、よかったよ。
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