@国立新美術館。
すっげおもしろかった。
平日なのに、人多すぎだったけど、
慣れたら、自分のペースで、
じっくり観れたから、よしとしよう。
この展示は、
初期から晩年までの移り変わりがよくでてた気がする。
自分の好みはやっぱり、
1888~1889年頃みたい。
麦を束ねる人、だったかな。
とても惹かれました。
あと、アイリスも。
色の使い方、構図、筆のおき方、
おもしろかった。
影響を受けた作品も、
一緒に展示してあるから、
一層楽しめる。
人物の体つきがやけにモリモリしてるな、
と思ったら、
どうも、楕円や卵型で輪郭をとっていたせいなのかな?
他にも、スケールをつかって比率をとっていたり、
画家って感性だけで勝負しているのかと思いきや、
けっこう論理的に描いていくものだったんだね。
作品の色調が、
黄青の世界になっていったみたいだけど、
ヒトの色覚は、生まれたばかりの頃は白黒で、
そこからまず、黄青の世界になって、
さらに、赤や緑が加わっていく、ってことを最近知ったこともあって、
なんかつながりがあったりして、
なんて思った。
本能で惹きつけられる部分があるのかもしれないね。
あと、
数点、ゴッホ以外の画家の作品も、
展示されていたけど、
モネとスーラ、クールベ?が素敵だった。
浮世絵も構図が新鮮に感じられた。
版画のもつ色合いもいいよね。
いつの時代にも、
そういうセンスをもった人はいるんだね。
で、そういう作品を楽しむ人達もやっぱりたくさんいるもんなんだね。