気持ちいいくらい、ぽかぽか陽気の昼下がり、
初台まで、芝居を観にいく。久しぶり。
SHOOT THE CROW @
新国立劇場
開演30分前からもう、役者さん達が舞台上にいて、
世界をつくっていたのが、驚き。
板尾さんは、途中から普通に登場。
うぉっ!とテンション上がったのだけど、
会場のノーリアクションっぷりが笑えた。
ここは、そういう場ではないんだろな、と納得。
芸能人でなくて、役者さん。
内容は、暗い。
笑いもはさみつつ。
仕事について、皆が、とくに日本人が、常日頃感じているようなことが、
いろいろな立場から、吐き出されていく。
それこそ、仕事の憂さ晴らしに、
非日常の世界を求めて、芝居を観に来た人(私)にとっては、
ありがたくないかも。
中途半端に外国チックなのも、
願わくば、完全に日本に置き換えた版で、観たかった。
もやもやがすっきりすると思うんだけど。
素人にはわからない考えがあってのことだろうけど。
…なんだかんだいっても、やっぱり生はいい。
板尾さん、思ったよりデカい。
間が不思議。
どんな役しても、板尾節になってる気が。
でも、声の張り方が、
舞台で芝居してるんだなぁ、って感じさせられた。
テレビの板尾さんとは違った。
もっと違うお芝居で、観てみたい。
演出の言われるままな気もすんだよなぁ。
口出さなそうだもんな。
もったいない気がするんだよな。
思うままやったときの芝居もみてみたいなぁ。
そういや、楽屋や練習風景が気になるメンツ。
面白そう。
そんで、(たぶん)柄本さん、よかった。
何言ってんだかわからんかったけど、
要所要所でもっていった感が一番強い。
あれは、素なのか。
今後に期待したい。
ベテランさん方もさすがだった。
もしかしたら、中だるみの時期かもしれないけど、
千秋楽ではまたさらに、チームワークが増して、
より一体感も生まれる予感がする。
板尾さんのまた違う一面を観れてよかったな。
深夜の生大喜利明け、お疲れ様でした。

PR